14:49 2023/11/28 携帯電話対策<活動内容<「ののいちっ子を育てる」市民会議
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”ののいちっ子を育てる”市民会議


市民会議とは 活動内容

携帯電話対策事業-プロジェクトK(携)-の取り組みの背景・経緯

 平成11年度、“ののいちっ子を育てる”市民会議では高度情報通信機器(パソコン、インターネット、携帯電話等)が将来にわたって青少年に深刻な影響を与えるものと予見し、事前の調査や準備を開始した。平成12年度、13年度には、この問題に関して育成関係者を対象に、研修会等初期的・基礎的な取り組みを行い、関係者の理解の深化と意識化に努めた。平成13年度、第2回市生徒指導者連絡協議会において、学校より生徒指導上の深刻な課題として携帯電話が俎上に上げられ、早急な対策を求める意見が出された。平成14年度、こうした学校の声を受け、初めて携帯電話に視点を当てた取り組みが対象者の裾野を広げて実施された。保護者・生徒への啓発や指導を目的とした中学校への情報提供、一般教職員、保護者等を対象とした講演研修会(下田博次群馬大学教授)等である。同年度末、第4回常任委員会において、携帯電話対策の機が熟し、取り組みの下地ができたとの判断に基づき、年度内に携帯電話対策準備会を設置し、平成15年度より本格的に携帯電話対策事業に着手することが決定された。

新たなメディア対策事業への取り組み

 “ののいちっ子を育てる”市民会議(以下、「市民会議」という。)は、平成15年度から『子どもたち(小・中学生)に携帯電話を持たさない』運動を提唱して、市内の育成団体・小中学校との連携のもと、その趣旨を小中学生・保護者・市民に浸透させる各種事業を展開してきた。その結果、広く保護者・市民からの支持を得ることとなり、市内青少年の動向も落ち着いたものとなっている。さらに、まちぐるみでこうした運動を行う先進事例として、全国的に注目を集めている。
 平成21年2月、教育再生懇談会は、これまでの審議のまとめ−第3次報告−として、「携帯電話利用の在り方について〜有害情報、生活習慣の乱れなど携帯電話利用に伴う弊害から社会総がかりで子供を守る〜」の中で、『特に、携帯電話は、近年著しく高機能化が進み子供からみた利便性が増す一方で、パソコンと異なり子供各人が一台所有し保護者の目が行き届かなくなりがちという特徴があるため、子供による携帯電話の使用・利用について、特段の教育的配慮が必要である』とし、基本的な視点、具体的な取組において、『必要のない限り小中学生が携帯電話を持つことがないよう、保護者、学校はじめ関係者が協力する』としている。また、平成22年1月、携帯電話について「いしかわ子ども総合条例」が改正された。
 平成28年度は、これまでの取り組みの趣旨を受け継ぎながら、情報メディアの発展に柔軟に対応した新たな運動や啓発活動について検討、実行する。
 また平成26年度に設置された「青少年メディア対策連絡協議会」で各団体や機関と連絡調整を図り、より効果的に事業を行えるよう活動を進める。

■これまでのメディア対策事業の取り組み

1 子どもや保護者、市民への啓発事業

○家庭のルール作り啓発「のっティスタンド」作成・配布
 メディア機器利用に関するルールの必要性を啓発するペーパークラフトを配布。
 令和5年度は市内小学1、3、5年生、中学1年生、4歳児に配布を行った。各家庭で組み立ておよび使用上のルール(20時以降は置き場所に戻す、使用は1日2時間まで等)を記入することで、メディア機器の置き場所と使用上のルールを定めるよう促す。
                                           

    ○「ノーネット・ノーゲーム・ノーテレビデー」
 市生徒指導連絡協議会、市家庭教育推進協議会、市民会議、市青少年メディア対策連絡協議会などが提唱。毎月第1水曜日に実施。
 今年度は時代の変化に合わせて「ノーテレビ・ノーゲームデー」から「ノ(の)ーネット・ノ(の)ーゲーム・ノーテレビ 一(いち)番大切家族ふれあいの日」とタイトルを変更し、月に一度、インターネットやゲーム、テレビをやめて親子の対話や読書を楽しむことができる子どもの育成や家庭環境づくりを行う。
             


○「子どもを守ろう ネット・メディアの危険から」懸垂幕写真
 市役所前に掲示。










○「ポスター」、「看板」、「卓上のぼり旗」を活用した啓発活動の推進
 市内公共施設、学校、町内会掲示板等に掲示。
 ネットモラル標語を中学生より募集し、ポスターを作製して小中学校に配布。




2 市民・保護者対象学習講座の開催


○青少年育成研修会
 令和5年度は日本デジタル・シティズンシップ教育研究会の今度珠美氏を講師に迎え、文化会館フォルテ小ホールにて開催。メディアと上手につきあう〜情報社会で生きる力を育むつきあい方〜」というテーマでデジタル・シティズンシップ教育について学習。

 来年度の予定
 令和6年7月20日(土)
 野々市市文化会館フォルテ にて開催

3 メディア機器・インターネットが子どもに及ぼす影響の調査研究

○視察・県外フォーラム等参加
 多様な問題とそれに対する様々な取り組みを調査するために、視察やフォーラムの参加を行う。昨年度は、内閣府主催「青少年のインターネット利用環境づくりフォーラム」にメディア対策委員が参加し、「ネット・ゲーム依存」の現状や取り組みについて視察。

4 スマホ、タブレット、ゲーム機等に関するアンケート

○アンケートの対象者と実施時期
対象者
1)小学校3年生以上の児童
2)中学校全生徒
3)市内保育園、小中学校の保護者
実施時期
令和5年4・5月

○令和5年度アンケート集計結果
 ●児童・生徒アンケート結果から
 ●小中学生保護者アンケート結果から
 ●保育園保護者アンケート結果から
〇過去のアンケート結果
 ●令和4年度 児童・生徒アンケート結果から
 ●令和4年度 小中学生保護者アンケート結果から
 ●令和4年度 保育園保護者アンケート結果から

“ののいちっ子を育てる” 市民会議  (野々市市教育委員会生涯学習課内)

〒921-8510 石川県野々市市三納一丁目1番地  Tel:076-227-6117  Fax:076-227-6258

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